[サイトマップ] 場面緘黙症の概説 書籍&リンク集
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入会のご案内 申し訳ありませんが、現在会員の募集を休止しております。 かんもくの会では当会の趣旨や目的に賛同し、活動に協力をしていただける会員を募集しています。 会員になるための資格はとくにありません。 緘黙症の正しい知識と治療法を日本の社会に広め、緘黙症を巡る諸問題を解決することに関心のある方ならどなたでも入会していただけます。 (ただし、普通高校卒業以上の年齢の方に限ります。) 特別の場合を除き、最初は「賛助会員」からのご入会となります。
(以前募集していた普通高校卒業未満の年齢の当事者対象の「ジュニア会員」は現在募集していません。) ※ご入会いただくには、インターネットに接続したパソコンと、パソコンで受信できるメールアドレスをお持ちである必要があります。
会員専用ホームページ
会員になると、会員専用のホームページに入室できます。 会員専用のホームページでは、会員同士で交流できる掲示板やチャットルームを利用できます。 掲示板に記事が投稿されると自動的に会員にメールで内容を通知します。 また、当事者会員だけが入室できる専用室を設けています。その中では当事者会員の間だけで話しのできる掲示板やチャットルームを用意しています。 緘黙症ための支援 当会は現時点では緘黙症のために専門的な支援をすることはできません。 将来は、そのような支援もできるように発展することを目指しています。 会員の間の交流 かんもくの会では有志の会員さん方がときどき集会(オフ会)を開いています。 (とくに、関東、関西、名古屋の会員さんが中心になって集会が開かれています。) 当事者だけの集まりも開いています。 会としての企画でなくても、近くの地域に住む会員同士で自主的に集まったりしている人たちもいます。 年齢の近い子どもを持つ保護者会員同士で個人的な交流を持っている人たちもいます。 活動への参加 会員の方々には、ときどき仕事のお手伝いをお願いすることがあります。 しかし、無理に参加を求めることはありません。 できる範囲でご協力していただけるだけで十分です。 会内の課題 当会の設立は2006年ですが、運営方法や組織整備は現在も建設途上にあります。 とくに、会員の増加に対応できていません。 現在、会員一人一人が交流しやすく環境を改善するように努力中ですが、十分な対応ができるようになるにはまだ時間がかかると思われます。
会員の皆様にお支払い頂く会費は主に会の全体的な活動に使わせていただいています。とりわけ、当会が毎年、日本特殊教育学会の年次大会で開催しているシンポジウムの開催費用が大きな部分を占めます。会費に対して個人的な対価をお求めいただけるのではないことをご了解下さい。
入会初年度の会費は無料です。入会の翌年度から会費を納付していただきます。(当会は4月1日から翌年3月31日までを一年度とします。) また、入会金は不要です。 割引制度
会費の納付方法 当会専用の郵便振替口座に年度分を一括納付していただきます。 年度の初めに納付のお知らせをします。 ※会費を納付後に退会された場合、会費は返金いたしません。
会員登録フォームには、当会の「本名簿」へ登録する項目を記入していただきます。
「本名簿」は、代表を含む役員だけが責任をもって保管する非公開の会員名簿です。 本名簿に記載していただく必須の項目は次の通りです。
以上の項目の他に、ご入会時に、「当会の会員であることを家族に知られることに差支えがあるかどうか」をお尋ねします。 差支えがある場合は、家族に知られないための安全な連絡方法を指定していただきます(メールのみ、携帯電話のみなど)。 また、入会後に、会員専用ホームページと一般用ホームページ(当ホームページ)に掲載する公開会員名簿へ記載する項目を書いていただきます。
皆さんは子どものころ、話しができない苦しさを大人の人たちにうまく伝えることができたでしょうか… 私(弥生桜)はできませんでした。 親にも学校の先生にも、気づかれなかったのか、さじを投げられたのか、放置されて緘黙症が治らないまま大人なりました。 大人になる前も大人になってからもいくつかの相談機関に通いましたが、私の経験した精神状態を場面緘黙であると教えてくれた人はいませんでした。 いまもなぜ話すことができないのか分かってもらえなくて苦しんでいる子どもたちが日本には何万人もいます。 また、私も含めて、大人になっても後遺症に苦しんでいる人たちがたくさんいます。 緘黙症の子たちにはなにをしてあげればいいのでしょうか。 後遺症に苦しむ私たちはなにをしてほしいのでしょうか。 自分自身が大人になってからわかってきましたが、緘黙症を経験したことのない人たちにとって、じっと黙っている緘黙児の心の内を想像することはとても難しいことです。 心ある人は、この子はどうしてこんなに頑なに口を閉ざしているのだろうか、どうしてあげれば心を開いてもらえるのだろうかと、一生懸命考えてくれています。 けれども、緘黙症特有の心理状態を正しく理解することは本当に難しいことなのだと思います。 話したくても話せないということがどれほど辛いものであるのかを教えることができるのは、私たち当事者の立場の者しかいないと思います。 私たちひとりひとりが声を合わせれば、緘黙症の深刻な実態に気づかなかった社会を動かす大きな力になると信じています。 |