代表のプロフィール
名前: 浜田
貴照 ニックネーム:
弥生桜
現住所: 大阪府
交野市 出身地: 大阪府交野市
ブログ: ほんとうは暖かい光が好き 〜場面緘黙症との闘い
自己紹介
私は場面緘黙症の経験者です。
私は幼稚園や小学生の頃から緘黙症が始まった一般的な経験者ではなく、思春期発症型の珍しいタイプの経験者です。
中学生までは普通に育ったと思いますが、高校に入ったとたんに場面緘黙症になってしまい、そのまま3年間、無言、無表情で学校生活を貫きました。
なぜそうなったのかは自分でもうまく理由を説明できません。
高校生の間ももちろん辛かったですが、高校を卒業してからの克服の道のりのほうが時間的にたいへん長く、辛いものだったように感じます。
大学では周囲の学生たちから変人扱いされ、蔑まれました。
その後いろいろな紆余曲折を経て2006年11月まではいちおう社会人として働いていました。
けれども、場面緘黙症の後遺症はしぶとく居座り続け、職場でも「喋らない人」「変な人」などと烙印を押されていました。
実は、私は30歳を過ぎてから『緘黙症』という言葉を知り、自分のような体験をした人が他にもおおぜいいることを初めて知りました。
そのときから、自分のことを客観的に見ることができるようになるとともに、ありのままの自分を受け入れることができるようになってきました。
思い立って2005年の8月からブログを書き始め、それまで胸に溜まっていた苦しさや緘黙症の問題を解決するために考察したことなどを夢中で書いていました。
しかし、緘黙症の問題を本当に解決するためには、いつかはインターネットの世界を飛び出て実社会に働きかけなければならないと思い続けてきました。
その結果、まず2006年6月に初めて社会に対する働きかけを行い、受け入れてもらうことができました。
それが海外の緘黙児指導書を日本語に翻訳して出版してもらう運動でした。(2007年7月刊行「場面緘黙児への支援」河井英子・吉原桂子共著 田研出版)
先に監修をお願いしていた河井英子先生と、先生より紹介された田研出版の皆様方には翻訳書を世に出す意義をよく理解していただけ、快く制作を約束していただきました。
これによって、自分のような素人の人間でも社会を動かすきっかけを作ることができるのだと自信を得ることができました。
このときの運動がかんもくの会を名乗るきっかけになりました。
私は、意志をもてば、人と協力しあうことによって緘黙症の問題をきっと解決できると信じています。
学歴・職歴等
私立高校卒業
京都大学工学部卒業
京都大学大学院工学研究科修士課程修了
京都大学大学院工学研究科博士後期課程学修退学
2002年に初めて「場面緘黙」という言葉と偶然出会いました。
2005年より緘黙症を話題を中心にしたブログを書き始め、どうしたら緘黙症の問題を広く知ってもらうことができるか考えていました。
2006年に海外の緘黙症の専門書を翻訳してもらう活動をしました。(2007年7月に田研出版より「場面緘黙児への支援」として刊行されました。)
それがかんもくの会を名乗るきっかけになりました
その年の8月にかんもくの会のウェブサイトを立ち上げ、会員の募集を始めました。
所属学会
日本特殊教育学会
日本行動療法学会
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