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場面緘黙症(選択性緘黙)の概説

 場面緘黙症の簡単な説明です。より詳しいことは、書籍&リンク集のページで紹介している場面緘黙症に関する書籍や解説などをご参考にされてください。

場面緘黙症の簡単な説明

場面緘黙の子どもたちはある特定の場面で口をききません。
一般的に家では安心して話しますが、学校では自由に話すことができないのです。
子どもの場面緘黙は、「話すことへの恐怖に何とか対処しようとする必死の試みなのだ」というのが私たちの見解であり、多くの専門家たちの見方です。
緘黙児は話したいのかもしれませんが、恐怖への反応がそうはさせないのです。
緘黙児が話さないことを自ら選択していると考えるのは不当だと思います。

「『場面緘黙児への支援 −学校で話せない子を助けるために−』
A. McHolm, C. Cunningham, M. Vanier/共著  河井英子・吉原桂子/共訳  田研出版」 より引用・構成
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◆米国精神医学会の「DSM−W精神疾患の分類と診断の手引き」による場面緘黙症の診断基準

  1. 他の状況では話すことができるにもかかわらず、特定の社会状況(話すことが期待される状況、例えば、学校)では、一貫して話すことができない。

  2. この障害が、学業上、職業上の成績または社会的な意志伝達を妨害している。

  3. この障害の持続期間は少なくとも1カ月(学校での最初の1カ月に限定されない)。

  4. 話すことができないことは、その社会状況で要求されるまたは快適な、話し言葉を知らないことによるものではない。

  5. この障害はコミュニケーション障害(例:吃音症)ではうまく説明されないし、また、広汎性発達障害、統合失調症またはその他の精神病性障害の経過中にのみ起こるものではない。